ステイホームやリモートワークで家にいる時間が多くなると、いろいろなものの消費ペースが変わってきます。その1つがコーヒー豆。最近はコンビニでも気軽に焙煎珈琲が飲めることもあり、これまで職場や買い物帰りなど外でもお手頃価格でコーヒーが飲めていました。そんな外でカフェタイムを楽しんでいた方は外で飲まない分、家でコーヒーを淹れる回数が多くなったのではないでしょうか。
そんなおうちコーヒーを贅沢な時間にするために、おすすめなのがコーヒーミルです。
今回はコーヒーミルの選び方からおいしいコーヒーを淹れるポイントまで、おうちカフェに役立つ情報をまとめてみました!
コーヒーミルがおすすめの理由
もちろんコーヒーミルがなくてもおいしいコーヒーを淹れることは可能です。むしろ毎回コーヒー豆を挽かないといけないのは面倒・・・そう思う方多いでしょう。しかしコーヒーミルは家でコーヒーを淹れる方にはぜひおすすめしたいアイテムなのです。
コーヒーの香りを楽しめる
家でコーヒー豆を挽く1番の魅力はコーヒーの「香り」です。コーヒー豆は挽いているときに、最も香りを発するので、コーヒーを淹れる段階から香りを楽しめます。家に充満するコーヒーの香りは最高のリラックスタイムを演出しますよ。
コーヒー豆の劣化を抑えられる
お店で購入時に豆を挽いてもらうと、日数が経つにつれて香りや風味が落ちてきます。挽いた状態だと酸化しやすくなってしまうのです。豆の状態で購入し、飲む直前に挽くと毎回フレッシュな挽きたてコーヒーが楽します。
家でコーヒー豆を長期保存できる
コーヒー豆の保存期間は、粉の状態だと約一週間が目安ですが、豆の状態だと約一か月月と言われています。
家でコーヒーを淹れる回数が増えると、もちろんコーヒー豆の消費ペースが速くなります。買い物に行く回数を減らしたくても、すぐにコーヒー豆が切れてしまうかもしれません。粉の状態だと、一週間で飲み切れる量しか買えませんが、豆だと一か月分を目安に買っておくこともできます。
安い豆でも風味を楽しめる
高級コーヒー豆は味・香りが違いますが、いつも買えるわけではありません。日常で飲むのは、お手頃価格のコーヒー豆になってしまいますよね。でも家で挽いたコーヒー豆は風味がアップするので、安いコーヒー豆でもレベルアップできちゃうのです。
コーヒーミルの選び方
コーヒーミルといっても、様々なタイプがあり値段もピンキリです。どのような違いがあるのか、選ぶときのポイントを紹介します。
電動or手動
コーヒーミルには手動と電動の2種類があります。
手動コーヒーミルは見た目がおしゃれで、コーヒーアロマに包まれながらゆっくりとコーヒー豆を挽く時間を楽しめます。
一方電動コーヒーミルのメリットはなんといっても手軽さです。スイッチ一つでムラなく均一に豆を挽けます。
ゆっくりとカフェタイムを楽しむときは手動の方が雰囲気がでて良いですが、忙しい朝やリモートワークの休憩中などは、手軽に挽ける電動ミルがおすすめです。
刃の種類は「プロペラ式」と「臼式」
コーヒーミルの刃にはさまざまな種類がありますが、プロペラ式と臼式が主流です。
プロペラ式はミキサーのような刃で豆を挽く方法で、回転させる時間が長いほど細かく引くことができます。シンプルな構造なためお手入れがしやすいですが、挽き具合の微調整が難しいという特徴があります。
臼式は上下2枚の刃ですりつぶすように豆を挽く仕組みです。均一に挽きやすく、臼式の電動コーヒーミルだとダイアルで簡単に挽き目を調整できます。構造が複雑なので、少しお手入れに手間がかかるのがデメリットです。
ブランドで選ぶのもあり
雑貨屋さんなどでデザイン重視で選ぶのもいいですが、機能性を重視してコーヒー器具メーカーや家電メーカーなどで選ぶのもおすすめです。
コーヒーミルを出しているメーカーにはこのようなものがあります。
- ザッセンハウス
ドイツの職人の手で作られている最高峰のメーカーです。お値段は高めですが耐久性、精度に優れ、本格的なコーヒーミルライフを楽しめます。
- プジョー
1840年からコーヒーミルを製造している老舗メーカーのプジョー。当時のアンティーク感を再現した手挽きミルなど、おしゃれなデザインが特徴です。
- カリタ
定番のコーヒー器具ブランドです。クラシカルな手挽きから機能性に優れた電動まで豊富な種類から選べます。
- ハリオ
耐熱ガラスメーカーですが、コーヒー器具も多く製造しており、様々なデザインのコーヒーミルがそろっています。品質、価格のバランスがよくコスパの良さが特徴です。
- デロンギ
イタリアの家電メーカーのデロンギはおしゃれなキッチンの演出に大活躍します。コーヒーミルも出しており、他のデロンギ家電を使用しているなら、世界観を統一できるのでおすすめです。
今回選んだコーヒーミルはこれ!
コーヒーミルを選ぶにあたって今回重視したポイントはコチラです。
- 毎日続けられるように電動
- 初心者なので予算は3000円まで
- コーヒー器具のメーカーから選ぶ
- できるだけ軽量・コンパクト
その結果、こちらのコーヒーミルを選びました。
カリタ コーヒーミルイージーカットEG-45 43033
サイズ:幅9×奥行9×高さ18.5cm
重さ:約570g
刃:プロペラ式
コスパの良いカリタ製を選びました。片手で持てるサイズ感なので本体を握るようにしてボタンを押すことができ、使いやすいのが嬉しいポイント!フタを閉めていないと回転しない安全機能付きです。お掃除用のブラシが付いています。
音はミキサーを使っているのと同じくらいの音量で、そこまで気になりません。もちろん常識的に真夜中に使ったらダメでしょうが、生活音の範囲です。掃除機よりもうるさくない感じでした。
使い心地は?【カリタイージーカットミルEG-4543033のレビュー】
まず刃はこんな感じです。
ここにコーヒー豆を入れて・・・
挽いていきます。30秒くらいでこんな感じになりました。
なんといっても挽き終わった後の香りが格別です。ふたを開けた瞬間に香りが広がって、老舗の珈琲喫茶店にいるみたい!
ドリッパーに粉を移したあと、ミルの底に粉が少し残ってしまいますが、スプーンなどを使えばOKです。付属のブラシで簡単にお手入れができます。
挽きたて豆でコーヒーを淹れよう
それではドリップ式でコーヒーを淹れていきます。今使っているのは耐熱ガラスメーカーiwakiのコーヒーサーバーです。
ガラスメーカーなのでしっかりしてるうえに、電子レンジOKの逸品です。フタがついているので紅茶でも使えて便利!コスパ良でおすすめですよ。
おいしいコーヒーの淹れ方
- ペーパーフィルターをセットする
フィルターの接着部分を折ります。底面を折ったら、側面は反対向きに折ります。そうすることでフィルターがドリッパーに密着しやすくなるのです。 - カップ1杯分10g~12gを目安にコーヒー豆をセットする
- 少量のお湯を注いで蒸らす
粉全体がしめる程度に少量のお湯を入れて20~30秒待ちます。 - 珈琲を抽出する
中心で「の」の字を描くように少しずつお湯を注ぎます。最初はドリッパーの半分くらいまで入れ、それ以降は1/3くらい減ったらお湯を足して・・・と繰り返します。
こうして淹れたコーヒーは絶品ですね!正直、コーヒーミルってそんなに違うかな…と思っていましたが、香りの違いは明白です。
喫茶店のようなコーヒーの香りを楽しみたい人には絶対おすすめ!ぜひ試してみてくださいね♪