しいたけ栽培キットでおうちシイタケしてみた♪栽培日記
家でシイタケの栽培ができるキットなるものを手に入れました!しかも上手に作れると100個以上収穫できるとか?!
お買い得なキノコ類の中でも少しお高めのシイタケがたくさん食べられるなんて嬉しすぎる!
ということで今回の「気になる」はおうちシイタケってどれくらいできるの?買うよりオトク?を検証してみました。
挑戦したしいたけ栽培キットはこれ
【栽培容器付】しいたけ栽培キット もりのしいたけ農園 送料無料
もりの農園シリーズの「森のしいたけ農園」栽培容器付きです。プラスチックの栽培容器がついているのでこれさえあればシイタケ栽培がスタートできちゃいます!
しいたけの菌が付いた栽培ブロックからシイタケがニョキっと出ている写真が期待を強めますね。
栽培の手順は簡単!このような流れです。
- 1週間くらいでシイタケが生える
↓ - 収穫
↓ - 2~3週間休ませる
↓ - 浸水させて水をたっぷり吸わせる
↓ - 再度シイタケが生えてくる
これが2~3回できるそうです。ただし何回できるかはシイタケ菌の力次第。3回目はかなり数が少ないか、もう生えてこないこともあるようです。
ちなみに栽培が終わったブロックは崩して肥料としてリサイクルできるとのこと。これなら終わった後に処分に困ることもないので嬉しいですね。
実は園芸が苦手で、植木・花をことごとく枯らしてしまう私。そんな私にもシイタケ栽培はできるのでしょうか?!挑戦です!
シイタケ栽培スタート!
栽培ブロックはビニールに入った状態で届きます。開けたら流水で全体をしっかりと湿らせて栽培準備完了!
とっても簡単です。
栽培1日目|シイタケの気配を感じる
なんかすでにシイタケの芽(?)みたいなのが出ています。
最初は発芽準備万端で届くので季節によっては箱の中ですでに生え始めていることもあるとか。到着したらすぐに開けて準備することをおすすめします♪
栽培2日目|あっという間にぷっくりと生えてきた!
一晩でモコモコと生えてきました!
そして驚いたのが夕方!
シイタケの軸みたいなのができています。あまりの数に圧倒・・・なんだかじっとみるとゾワッとします(笑)
3日目|まさかの上下チェンジ
ここで問題発生!底を見ると、そこにいくつかシイタケが生えてきていました。反対に上部には生えていない・・・。どうやら上下逆さまだったみたいです。
気が付くのが遅く、側面の子たちは「こっちが上ね!」と言わんばかりにぐんぐん育っています。
今からだと全部下に向かって生えるシイタケに・・・。でも思い切って上下チェンジして見ました。
4日目|自然のちからに感動!方向調整している・・
あきらかに真下を向いていた子たちが「あれっこっちじゃないみたい」と方向チェンジ。どうしてわかるんでしょう。いや、自然のしくみはすごいですね。
軸が曲がってしまいましたが大丈夫そうです。
5日目|早くも収穫!
5日目には完全なシイタケに!思った以上の密度でちょっと引いちゃいましたがちゃんと育ってうれしい限りです。
後ろにひだができたら大きさに関係なく収穫のタイミングとあったので、下からチェックしつつ収穫。
ずっと置いておくと傘が開いてしまってデローンとしたシイタケになってしまうそうです。
たくさん生えてきたときは間引かないと大きなシイタケにはならない、とあったのですが、どれもかわいい子供たち。間引くなんて決められず全部置いておいたらちょっと小ぶりなシイタケになってしまいました。
でも小さくても立派にシイタケの形をしていておもしろいです。
6日目|残りも無事収穫
隙間が空いた分、さらに少しだけ大きくなった気がします。残りも収穫時となったので収穫!全部で100個くらいになりました。
収穫し終えたら休養期をスタート
すべて収穫した後は、休養期としてブロックを休ませてあげます。2~3週間後に再スタートするのが楽しみ&うまく2回目も生えてくるかドキドキです。
1回目の栽培では
- 1日3~4回霧吹きで湿らせた
- 昼は暖かいリビング、夜は玄関に置いて寒暖差を付けた
表面は常に湿った状態にしつつも、かまいすぎるあまり、過湿になるのもNG。昼夜の寒暖差が大切とあったので、こまめな移動・・・と我が子のように甲斐甲斐しくお世話しました(笑)
できたシイタケの評価は?
実食!そのお味は・・・
できたシイタケを食べてみたところ・・・
おいしい!!
新鮮なため、香りが良くとてもおいしかったです。きめ細やかなヒダとくるっと巻き込んだ傘がきれいで、小さくても良いシイタケでした♪
シイタケは冷凍保存がおすすめ
すぐに食べられない分は冷凍保存しましょう。シイタケに限らずキノコ類は冷凍保存ができる食品。冷凍することでシイタケの旨みが増すので、そういった意味でも冷凍保存はおすすめです。
乾燥&晴天が続くなら乾燥シイタケも
数日間、きちんと天日干しできそうなら乾燥シイタケにするのもおすすめです。100均で売っている野菜用のネットに入れてベランダなど野外の日当たり・風通しの良いところに置けば4~5日くらいでカラッカラに乾きます。
最初の数日はヒダが上になるよう、逆さまにして並べることで胞子が下に落ちてしまうのを防げます。ある程度乾いたら向きを変えてしっかり芯まで乾かしましょう。
夕方には取り込んで冷蔵庫に入れておくと、夜間に湿気てしまうのを防げますよ。
乾燥中、牧場のような匂いを発して「腐った?」と心配になりましたが、調べたところシイタケは土のようなにおい成分を持っているとのこと。見た目もおかしいところなかったので大丈夫と判断し、続行しました。
無事完成しましたよ♪
おうちでキノコ狩りを楽しもう
1回目を終えた感想は・・
楽しい!!
ですね。思った以上に楽しかったです。そしてしばらくシイタケを買わなくてもいいというのも、なんだか良い感じです。
園芸は苦手ですが、室内の目が届くところにある、お手入れが簡単、成長が目に見えてわかる、という要素からかきちんとシイタケを育て上げることができました。
調べてみると他にもエリンギ、ぶなしめじ、なめこなど色々なシリーズがあるようです。
エリンギなどはお店で売っているような立派なものに育てるのは難しいみたいですが、他のキノコが好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?!