朝は洗顔しない？水だけ？正しい朝晩の洗顔で美肌を目指す！
洗顔はスキンケアの基本です。正しい洗顔方法として「しっかり泡立てて優しく洗う」ことは広く知られていますが、さらにつきつめて考えると
「水とお湯どちらがいいの？」
「洗顔は夜だけでもOK?」
「洗顔料ってどう選ぶ？」
「水だけの洗顔ってどうなの？」
さまざまな疑問が浮かんできませんか？ こちらが今回の「気になる」です。
大人女子の正しい洗顔方法をマスターすべく、洗顔のアレコレについて紹介します！
正しい洗顔がスキンケアで欠かせない理由とは
丁寧な洗顔はお肌の調子を整える基本ステップです。どうして正しい洗顔がそこまでたいせつなのでしょうか？まずは洗顔の必要性を確認してみましょう！
古い角質や皮脂汚れを落とす
肌はある周期ごとに新しい皮膚細胞へとつくりかえられていきます。これをターンオーバーと言い、肌の奥で生成された皮膚細胞が上へと押し上げられていくと、それまで表面にあったものは角質や垢として排出されていく、といきます。
この古い角質がいつまでも肌に残っていると、毛穴に詰まり、ニキビ、肌荒れ、ブツブツ毛穴など肌トラブルを引き起こすことも。毎日の生活でつくホコリや皮脂汚れも同じように落とさないと肌荒れの原因になってしまいます。
洗顔することで、その日の汚れはその日にしっかりと落とし、肌を清潔な状態に保つことができるのです。
スキンケアの効率を良くする
さまざまな美容成分が配合された良いスキンケア商品も、肌にしっかり浸透しなければ意味がありません。正しい洗顔をしていないと、汚れの層がある上から基礎化粧品を使うことになってしまいます。
洗顔後のスキンケアというステップでしっかり肌を整えるためにも、正しい洗顔は大切なのです。
クレンジング後も洗顔した方がベター
基本的にはクレンジングの後はしっかり洗顔するのがおすすめ。
なぜならクレンジングは主に油性のメイクや角栓・黒ずみを落とすもの、洗顔は角質や皮脂など汚れを落とすもの、と役割が異なります。クレンジングで落とせない汚れを洗顔で落とすことができるのです。
またクレンジングの油分が肌に残っているとニキビや肌荒れを引き起こす可能性もあります。最近はクレンジング後のダブル洗顔不要！という商品も増えていますが、クレンジング剤をきちんと落とすためにも洗顔を行なう方がベターです。
ただし乾燥肌や肌がつっぱりやすい方は洗顔料を使ったダブル洗顔が肌への負担になることも。ダブル洗顔不要の商品であれば、無理にクレンジング+洗顔料のダブル洗顔はせず、しっかりとすすぎクレンジング剤を残さないようにしましょう。
朝は「洗顔しない」のはアリ？
正しい洗顔の方法というと、夜のスキンケアをイメージすることが多いですが、洗顔は朝にも行なうものです。しかし朝の洗顔はしない方が肌に良い、と聞いたことがあるかもしれません。実際、朝の洗顔はするのとしないの、どちらが良いのでしょうか？
「朝に洗顔しない」と「まったく顔を洗わない」は別物
根本的なこととして、「洗顔しない」美容法とはまったく顔を洗わないというわけではありません。顔には、寝ているだけでも汗や皮脂などの汚れが溜まっています。夜の間に溜まった汚れを落とすためも、朝に顔を洗うことは必須です。
そのため「朝の洗顔をしない」とは、洗顔料を使って本格的な洗顔をしないということを指しています。
本当に顔を洗わないでいると、皮脂汚れが毛穴に詰まったり、それをエサにアクネ菌が増殖しニキビの原因になったりと肌トラブルを招くため注意しましょう。
乾燥するなら水やぬるま湯だけで洗顔してもOK
朝の洗顔は洗顔料を使うのと水だけで洗うのでは、どちらがいいのでしょうか？その答えは
「肌質によりけり」
です。
こういってしまっては元も子もないような気がしますが、女性の肌は千差万別。一概に「このスキンケアが良い！」といえるものではありません。朝の洗顔をしっかり行った方が肌の合うこともあれば、水での洗顔に変えたら肌の調子が良くなったということもあります。
どちらがあっているか判断する目安としては、乾燥肌・敏感肌なら水やぬるま湯だけの洗顔にしてみるといいかもしれません。乾燥気味の肌なのに朝から洗顔料でゴシゴシ洗ってしまうと必要な油分を落としてしまう可能性があります。肌に余計な刺激を与え得ることにもなるでしょう。そうすると肌が乾燥をカバーしようと皮脂の過剰分泌を招き、肌が揺らいでしまいます。
反対にオイリー肌の方は、水だけの洗顔だと肌のべたつきが残ってしまうため、洗顔料での洗顔がおすすめです。
もちろんこれは季節やその日の肌の調子によっても異なります。そのため「人（その肌）によりけり」ということなのです。
スキンケアを変えたときに、肌の変化を実感するのは皮膚細胞が入れ替わるサイクルである1ヶ月前後からと言われています。そのため1ヶ月を目安に両方を試して、どちらの方が肌に良いか肌の調子を見てみるのも良いでしょう。
↓朝のスキンケアについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
今夜から試したい！美肌を目指す洗顔テク
美肌を目指す美容法はさまざまなものがあります。そこでちょっと巷で噂のスキンケア方法から押さえておきたい基本ケアまで洗顔にまつわる美容ケアを紹介します。
洗顔は冷水orお湯どちらがいいの？
「冷水で洗う洗顔方法」
「洗顔はぬるま湯で」
「熱いお湯で美肌ケア」
なんだかどれも聞いたことがありますよね。一体どれが正解なのでしょうか？
答えは例の「肌質によりけり」です。
結局それ？とがっかりしたあなたも理由を聞いてみてください。
ぬるま湯は基本の洗顔方法
まず洗顔はぬるま湯と言われるのは、皮脂が落ちやすく、肌の潤いを保ちやすい温度だからです。水は皮脂が落ちにくいのですが、体温より高い温度になってしまうと潤い成分も落ちやすくなってしまいます。そのため乾燥肌で皮脂汚れが少ないなら低めの温度や水での洗顔でもOKですが、オイリー肌やべたつきをしっかり落としたい方は温かめの温度がおすすめ。
その間をとって「ぬるま湯」とされていますが、自分の肌が乾燥気味なのか、脂っぽいのかに合わせて調整しましょう。
洗顔後のひと手間には冷水
冷水での洗顔は、皮脂や汚れを落とした後に毛穴を引き締めるケアとして有効です。洗顔の締めは洗顔時より低い温度である冷水を使ってすすぐといいでしょう。
熱いお湯の美容法もある
熱いお湯での洗顔は「ヒートショッププロテイン」を狙った洗顔テクとして知られています。
ヒートショックプロテインとは、外からの刺激を受けたときに細胞を守ろうとして発生するたんぱく質のことです。この性質を利用し、熱いお湯での洗顔することで肌細胞の修復を促し、代謝の上昇や肌トラブルからの回復をサポートできるという美容法です。
洗顔後にちょっと熱い、と感じる42℃のお湯で3分程すすいだ後、同じ温度のお湯で温めたタオルを顔にのせて保温します。最後に冷水で軽く洗顔をしたら、いつも通りスキンケアを行ないましょう。
この美容法を行なってみる場合は、お湯で潤い成分を落としている化粧水・乳液でのスキンケアでしっかりと保湿するのを忘れずに！
話題のスキンケア！ベビーオイル洗顔
Twitterでブームを巻き起こしたベビーオイル洗顔について聞いたことがあるでしょうか。スキンケアブロガーのmimiさんが提唱する洗顔テクで、ベビーオイルを使って優しくクレンジング＆洗顔を行なうというものです。
ベビーオイルって大人も使えるの？
ベビーオイルとは赤ちゃんの保湿用に作られたオイルで、低刺激のミネラルオイルでできています。赤ちゃんのデリケートな肌に使うことを念頭に作られているため、乾燥肌、敏感肌の大人が保湿ケアとして使うこともできるアイテムです。
ベビーオイル洗顔のメリット
このベビーオイルで洗顔することのメリットは「保湿力」。界面活性剤などが入っていないので肌の天然保湿成分を落としすぎずにメイクを落とすことができます。またベビーオイル洗顔で角栓がボロボロ落ちたという口コミもあり、角栓ケアにも良いと言われています。 クレンジングオイルよりもコスパがよく肌に優しいということでぜひ試してみたい洗顔テクですね。
ベビーオイル洗顔にはデメリットもある？
もちろん何事にもデメリットがあります。ベビーオイル洗顔デメリットとしては、肌がオイリーになることがあげられます。ベビーオイル洗顔は乾燥肌の方に向いている、と言われているように、もともとオイリー肌の方が使うと油分が多すぎてしまうことがあります。ベビーオイルが肌質に合わない方は控えた方がいいでしょう。
またクレンジングオイルよりはメイクを落とす力が弱いため、ポイントメイクやしっかりメイクは落とし切れないことがあるようです。ベビーオイルでオフできるのは薄めのベースメイク程度。ベビーオイル洗顔のやり方でも紹介されているように、先にポイントメイクなどを落としてから行なうようにしましょう。
ベビーオイル洗顔のやり方は簡単！
【提唱者mimiがお伝えする、「ベビーオイル洗顔」の基本のやり方】
— mimi@「ベビーオイル洗顔」の人👶 (@mimitan090909) September 2, 2020
0.落としにくいポイントメイクをされている方は、先にリムーバーでポイントメイクのみ落としてください。
1.ベビーオイル（初心者はミネラルオイル主成分のものがおすすめ）を片方の手のひらの凹みに、3-4プッシュ出します。
↓ pic.twitter.com/oA71ykGZmQ
ベビーオイルを優しく顔全体になじませて、メイクを浮かせたらティッシュペーパーで吸い取ってしっかりオフ！オイル感が気になる方はさっと洗顔してもいいですが、基本的には入浴時にぬるま湯ですすぐ程度でOKです。
元々保湿のためのオイルなので、クレンジングオイルと違って多少肌に残っても大丈夫。ベビーオイルでクレンジングと洗顔を兼ねて行えます。ひと手間増えるようですが、意外と面倒なステップはないので忙しい方も実践しやすいでしょう！
自分の肌と向き合った正しい洗顔でケアを行なおう
肌にはこれがいい、NGなスキンケアの習慣、おすすめの基礎化粧品、など世の中にはありとあらゆる美容ケアがあふれています。しかしこれを行なえば絶対美肌になる！というものはありません。
何度か触れているように肌質は人によって異なるため、ある人に良いものであっても、自分には肌トラブルを引き起こすこともあります。
洗顔という1つのステップをとっても、乾燥肌かオイリー肌か、また季節や体調、環境によって、どの方法が良いかは違うでしょう。
大切なのは自分の肌ときちんと向き合う時間を取って、どんな状態か把握すること。新しいスキンケアを試すときは、個々の使用感だけでなく、乾燥しやすい、油分が残りやすいなどどんな特徴があるのかリサーチして、自分の肌のコンディションに合っているかどうかを確認するようにしましょう。そういった丁寧な気持ちで肌に向き合いスキンケアについて考えることが一番の美容法かもしれません。
↓このような集中ケアセットを使って丁寧なスキンケアを始めるのもおすすめです。自分の肌と向き合う習慣をつける助けになりますよ！
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